《クセ毛・パーマ髪質改善士》フリーランス美容師エンジニア【金枝俊平】

メニュー

美容師 に 将来 不安 を感じてしまう 心理 とは? -コラム-

463 views
約32分


✦すぐに予約をする✦

ぺーしゅん
ぺーしゅん
こんにちは。
午後も休日楽しんでくださいね^ ^
フリーランス美容師
フロントエンドエンジニア

金枝(かなえだ)
通称ぺーしゅんです🐒





あなたが今美容師ならこのように思った事はないですか?

このまま美容師として働いていて
私大丈夫かな…

美容師になる前なんて

将来美容師になって
絶対に有名になりたい!

なんて意気込んでいたにも関わらず
必ず美容師を続けていると不安に陥ってしまいます。
それも

今の時代だからこそ

だと断言できます。
なぜ不安に感じてしまうのかお話していきます。









この記事を読んで理解できる事とは?

あなたがこの記事を読み終わった際に
理解している事
があります。

その内容とは…?

ぺーしゅん
ぺーしゅん
・美容師として生涯働く事に対し
 不安を感じてしまう心理とは?
・実際美容師をずっと続けても良いのか?

これらのことを理解する事が可能です^ ^
僕自身も実際に思った事はありますよ。

このまま美容師として
やっていて将来大丈夫かな…
ぺーしゅん
ぺーしゅん

このように思ったからこそ同時に

プログラミングスキル

美容師以外のスキルも身につけました。
ですが身につけたのは

美容師として一人前になってから

です。
結果として先に言っておきますが

ぺーしゅん
ぺーしゅん
美容師として一人前になるまでは
何も考えずにがむしゃらに
美容師を続けるべき

と断言できます。
なんでこのような事が言えるのか
あなたには分かりますか?

このブログをしっかりと読む事で
理解する事が必ずできるはずです。
では早速読み進めていきましょう^ ^





目次に戻る



美容師として続ける事に対し
不安を感じる心理とは?

冒頭でもお話ししたように美容師を続けていると

このまま美容師を続けていて
本当に大丈夫かな…

と不安を感じる事は必ず発生します。
この不安になる事に関して

今までの美容師
今現在の社会状態

この2つが関わってきて
さらに不安に感じてしまう事が発生しているはず。

主にどんな不安を感じやすいのか
解説していきます。



【不安を感じる心理①】過労働

これは昔から言われている事になりますが

過労働

一番の不安要素にもなるのかなとも思っています。
最初美容師になりたての時ってとにかく

美容師になったんだから
頑張らなきゃ!!

という強い思いがまさって時間なんて
気にならないくらい夢中になっているはずです。
なので美容師なりたての頃はほとんどの美容師が

なんとも気にならないくらい

なんですよね。
お客様からよく

美容師さんって
長い時間働いていて
本当に大変そうだよね…

という言葉を頂きます。
その時は

お客様のために日々
精進させていただいてます!

みたいな返しをしますが心の中では

これが普通じゃないかな?
そんなに大変そうなのかな…?

なんて美容師であれば

当たり前の働き方

という認識があります。
それくらい最初は夢中と普通という感覚でいるので
大変さが自分自身では気づいていない人が多いです。

でもふと思いとどまると一気にくるんですよね。

私何やってんだろ…
なんでこんなにも苦労して
美容師やってんだろ…

って。
周りの友達を見ると定期の5時で
退勤して家に帰る。
もしくは会社後に遊びに行く。

美容師としての自分は
全然周りの友達とスケジュールが合わない。

私…
何やってんだ…

急にこんな不安が襲ってきたりします。
これは若い時に美容師でうまく行かない時に
この不安に襲われやすいはずです。

若いうちなら気持ちの切り替えしで良いのですが

この先もずっと美容師をやる

という選択をした時にもっと不安になるはず。

歳をとっても
こんなに苦労して
働かなきゃならないの…?

そう、先の未来の不安です。
美容師は美容師なので歳を取ったら時間短縮できる
なんて事は同じ働き方をしているなら無理な話です。

同じ働き方の場合なら

です。
美容師の勤務時間は練習時間含めて

9:00〜22:00

が通常でしょうか?
…長いですよね?
これが不安要素として出てきます。

長時間の割に…



【不安を感じる心理②】低賃金

次にこれも不安要素の大きい理由として挙げられますが

長時間の割に低賃金

これはずっと昔から言われている事です。
これは話してしまえば

ぺーしゅん
ぺーしゅん
働き方を変え
売れっ子になっていれば
月収100万は美容師でも可能

なんです。
その売れっ子になるまでの間がまさに

低賃金・長時間重労働

なんです。
これは働き方改革が必要になりますが
今の美容業界だと…難しいです。

結構美容師ってアシスタントのうちに
辞めてしまう事が多いです。
それがこの

低賃金・長時間重労働

この2つの不安に覆われてしまって
闇堕ちしてしまった結果だと思っています。
大体のアシスタントの給料は

15〜20

くらいがアベレージ。
デビューしてスタイリストになっても
売れっ子になるまでは

22〜30

くらいがアベレージ。
生活のことや将来の事をなど現実的に考えると
不安にかられる気持ちはよく分かります。



【不安を感じる心理③】
年齢が重なるにつれ体力の低下

低賃金・長時間労働

この事を現実として受け止めてしまうと
結構考えてしまうのが

将来的な不安

が出てくるはずです。
実際に”このまま”働くと考えてしまうと

歳をとっても
同じように働けるかな…

という不安にぶち当たります。

このままの体制“で働くと…

の場合です。
歳を取ると当たり前のように

体力低下

は誰でもします。
若い頃と同じように働く事は難しいです。
体が同じように動かないとなると…

今までのように
稼ぐ事ができるのかな…

という不安が出てきます。
当然うまく働かなければ…
稼げないですよね?

そんな不安が急に自分に降り注いでくる
美容師は少なくないはずです。



【不安を感じる心理④】
社会保険未加入の美容室が多い

これはあなたがもし美容師であれば
感じているかもしれませんね。

なんでうちの会社って
社会保険未加入なんだろ?

世間的には

一般企業であれば
社会保険に加入していて
当然なんじゃないの?

なんて感じると思いますが
美容室の場合株式会社であろうと

社会保険未加入の美容室の方が多い

のが現状なんですよね。
ちなみに全国の美容室の数ってどれくらいあるのか
あなたはご存知ですか?

詳細については


↑こちらのブログを参考にするとよく分かりますが
全国に美容室は

24万件

存在しています。
その内社会保険に加入している美容室の数は
全体の

2〜3

しかないんです。
…異常に少ないでしょ?
ここで不思議に思うはずです。

なんで美容室は
株式会社であるのに
社会保険未加入なの?

って。
簡単にですが解説していきます。



株式会社でもあるはずの美容室が
なぜ社会保険未加入なのか?

実際にこれは聞いた話になるので
参考程度に理解してもらえると良いです。

実際に社会保険に加入すると

健康保険
厚生年金保険
雇用保険
労災保険

の恩恵を受けられます。
労働者には必要な保険ですよね。
必要ではあるのですが問題は

会社が社会保険を支払える
資金が足りていない

という点。
社会保険は会社側が個人給料の

14〜15%を負担

しなければなりません。
美容室は売上に波があります。
そして

支払いも多いです

なので社会保険に加入する事で

会社自体が潰れてしまう可能性も
低くはない

という事。
それで社会保険加入を先送りにしている美容室が
かなり多いのが現状である。

という事で未加入の美容室が多いみたいです。



【不安を感じる心理⑤】
テレワークができない

これはコロナ禍になってから流行った働き方です。
会社に勤務しなくても自宅でパソコンを通して
リモートで仕事をする手法。

テレワーク

これは美容師には

完全無理

な働き方です。
お客様が”目の前”にいてようやく
商売が発生します。

離れている場所では当然のように
髪を施術する事はできません。

コロナ禍当初”オンライン美容室“という
テレワークに似ている働き方が

一時期だけ

出てきましたがすぐになくなりました。
実際にネットでアドバイスを手法とした
やり方で斬新ではあったのですが結局

美容師がアドバイスをして
施術するのは結局”自分

というのがウケなかったのかなって思います。
コロナの事を心配するあまり

このまま美容師をしていると
かなり危険なのでは…

なんて感じた美容師も多いはず。
そして同時に客数減少して

このまま美容師をしていて
またコロナみたいなものが流行ったら
生きていけるのかな…

と感じてしまった人も少なくないはずです。
実際に僕自身も不安になりましたからね。

遠隔操作可能な
ロボット誰か開発してくれないかな…
ぺーしゅん
ぺーしゅん

なんて無理な発想まで出てきたくらい笑
美容師は簡単に家では仕事ができなく

必ず現場に行って対面で
仕事をしないとできない

のがデメリット。
この時代だと不安になるのも無理はないはずです。



【不安を感じる心理⑥】副業が難しい

今の時代は政府が

副業を推奨

してるくらい副業が主流。
美容師には難しい話。
なぜなら

長時間勤務だから

です。
よく

やろうとすれば
美容師でも可能じゃない?
気持ちの問題だよ

という美容師もいます。
確かに副業をしっかりやり遂げている美容師もいます。
ですが

全員が同じようにできると思いますか?

僕自身も副業であるプログラミングは
時間がない中でもこなしています。
やろうという気持ちは確かに人一倍に強いです。

ですが美容室勤務という環境を
会社側で変化させなければ

完全に無理

だと僕は思います。
低賃金から副業に手を出そうとする
美容師は多いはずです。

ですが現実副業に専念してしまうと
美容師自体の成長を止めてしまう事にもなりかねません。

技術職には副業は難しい。
特に美容師には…。



【不安を感じる心理⑦】
美容室のオーバーストア化

美容師には

一人前になったら
将来自分の美容室を持って
稼げるようになりたい!

と考えている人は結構多いです。
確かに一昔前までは

美容室勤務 → 独立・開業

という流れは一般的でした。
ですが先ほどもリンクを貼りましたが


日本中に美容室は

パンパン状態

です。
美容室を開業したからといって
成功する確率は低くなっています。

データを見る限りだと美容室は
増え続けているように見えますが同じように

潰れている美容師もたくさんあります

この危険な状況の中で
独立を目指して頑張ることも必要ですが

自分の首を絞める確率も高い

ということも念頭に入れないといけません。
独立したからといって

成功するとは限らない

これが今の美容業界の危険な部分。
安心して独立するのも難しい事を考えると

将来大丈夫かな…

と不安に感じる人は多いはずです。



これらの理由が

美容師を続けていて
不安を感じる心理

です。
結構当てはまる人も多いはずです。
ですが1つ言っておきます。

ぺーしゅん
ぺーしゅん
不安を感じやすい人には
共通点があります

その共通点とは…?





目次に戻る



不安になりやすい人の特徴とは?

不安になりやすい人の特徴として
大きい部分でお話しすると

美容師に夢中になっていない人

だと思います。

夢中になってない人て
どんな人がいるの?

と思うはずなので解説していきます。



【不安を感じやすい人の特徴①】
世間と比べる人

まず一つは

世間とよく比べてしまう美容師

です。

友達のA子ちゃんは
OLで5時には帰宅して遊んでるのに
私よりも給料が高いとかって…
美容師しててなんかバカくさい…

結構こういう文句を言ってる美容師は
実際に周りに多いです。
ですが

ぺーしゅん
ぺーしゅん
業界が違うんだから
当たり前じゃないか?

って思います。
まわりと比べたとしても美容業界は美容業界。
美容業界にも常識はあります。

周りと比べても全く意味がないです。

世間は休みなのに
なんで仕事してるのかな…

このように最初から思うのであるなら
美容師にそもそも向いてません



【不安を感じやすい人の特徴②】
現実を間に受けやすい人

次に

現実を間に受けやすい人

どんな人かと言うと

■現実を間に受けやすい人の特徴■
・給料など金の話が多い人
・将来的な不安をよく口にする人
・愚痴を言ってる人

ようは

マイナス思考の人

です。
文句しか言わないので不安に陥りやすい。
逆の発想をすれば

不安しかないから
口に出して言ってしまう

のかもしれません。
先ほども話しましたが

美容業界には美容業界の常識がある

これをまずは理解しない事には
不安は拭えないはずです。



【不安を感じやすい人の特徴③】
向上心がない人

最後に

美容師としての向上心がない人

に当てはまります。
言い換えると

現状維持タイプ

と言った方がわかりやすいでしょうか?
美容師以外でも当てはまりますよね。
そもそもが

現状を維持するために
向上しないといけない

のが鉄則です。
さらなる高みも向上心にあります。

営業が終わったら何もないのにすぐに帰る。
帰るのは自由ですがこういう美容師に限って

将来本当に大丈夫かな?

と口に出して言う人は多いです。



これらの内容が

不安を感じやすい人の特徴

です。
逆に言えばこれらの逆をやってる人は

不安を感じず
美容師に夢中になり
成功している人が多い

です。
夢中になっていれば将来の不安よりも

将来ワクワクする事を考えている

ことの方が多いです。
考え方で本当に変わると思います。
不安を感じやすいと思うならまず

考え方を改める

これがまずやるべきことの先決だと思います。





目次に戻る



実際美容師をずっと続けても良いのか?

実際に今美容師に不安を感じている人なら
この部分が一番気がかりなはずです。
結果から話すと

ぺーしゅん
ぺーしゅん
美容師をこのまま続けても
全然問題はないです

というのが僕の答えになります。
その理由を解説します。



【続けて良い理由①】
美容師はどんな時代でも残る

大元の理由を言ってしまうと

ぺーしゅん
ぺーしゅん
美容師はどんな時代でも
残る職業だから

と言うのが言えます。
なぜこう言えるかと言うと…



【続けて良い理由②】
AIでは完全にマネできない

まず1つ目の理由が

AIには絶対に真似できないから

という事。
実際に技術は近いレベルまでいくかもしれません。
いろんなパターンを登録できるので。

ですが接客部分ってどうでしょう?


キョウハイイテンキデスネ
そうですね♪
仕事後にどこか
遊びに行かないんですか?

(チョキチョキ)
やっぱ反応しないか…
コウヨウシーズンデスネ
えっ
いきなり??

とちょっと大袈裟ですが
なんとなくこんな想像をしてしまいます笑

技術だけを求めている人なら
会話なんていらないかもしれません。
でも接客面で

人の温かみ

を求めて美容室に来る人も少なくないです。
それをAIはどこまで忠実に表現できるのか?

それに人のそもそもの機能である

体温

はAIに表現できる?
など色々考えれば出てきます。

それにもし施術が失敗してしまったら
AIはしっかりと対応してくれるのか?

美容師は技術力だけだと成り立ちません。

技術力
接客力
サービス力
人間力

この4つを組み合わせてようやく美容師です。
完全なAIができるのはここ100年では難しそう。

なので全然安心して美容師は続けられます。



【続けて良い理由③】
パンデミック発生しても客数減少は最初だけ

これは今回のコロナ禍で体感しているはず。
客数減少したのは実際に

第一次緊急事態宣言時のみ

その後はいつものようにお客様が
お店にいらっしゃる傾向にありました。
この部分が実は

飲食・接客業と美容室との違い

です。
服や食べ物は

ECサイトから購入可能

なのでわざわざ店舗に行かなくても
購入する事ができる。
ですが美容室の場合は

自分でカットして失敗する
自分でパーマをかけられない
自分で縮毛矯正をかけられない
自分でカラーするとムラになる
カラーしないと根本が気になる
カラーしないと白髪が…

などプロの施術を受けないと
自分の髪を可愛くできないのが基本です。
どれだけ世間的にパンデミックが起こっていても

我慢の限界が発生する

実際に第一次緊急事態宣言時の客数減少時に
この状況を予想していました。

自分だったら
我慢できないから
究極に我慢したとしても
嫌になって行っちゃうな…
ぺーしゅん
ぺーしゅん

と自分の勘でしたが当たりました。
なので時が来たら元に戻ると感じていたからこそ
その当時の選択肢は

何もしない

でした。
今回の事を教訓に

外に出たら死を覚悟する以外なら
どんなパンデミックが起きようとも
美容師として働く事は安全

だと思います。
お客様も必ず来てくれます^ ^



【続けて良い理由④】
手に職をつけられる

技術職なら当たり前なのですが
会社で働いていないと美容師ができないわけではない。

手に職があれば
どんな場所でも美容師ができる

という最大のメリットがあります。
今まで結構話してきましたが
働き方を変えたとしても美容師はできます。

独立だけが働き方を変えるものではなく

業務委託美容師
フリーランス美容師
出張美容師
ノマド美容師

選択肢はたくさんあります。
腕があればあとは方法を選択するのみ。
将来の不安よりも

将来ワクワクする働き方

を考えた方が美容師にやりがいが出るはずです^ ^



不安を今感じている人はまず

考え方

を変えてみてください。
そして将来を不安に感じるのではなく

将来ワクワクする事

を常に考えてみてください。
このような考えになるためには

美容師に夢中になる事

が前提です。
他のやりたい事に関しては

美容師として一人前に
なんでもできる状態になってから

です。
中途半端に今から始めても
美容師というあなたが犠牲になります。

ようは

今は美容師のことだけ
考えてください金枝俊平の似顔絵



✦記事上部に戻る✦

《キーワードで関連記事検索》

《Blog All Menu》

  • 《New Kanaeda's Blog》
  • 《Kanaeda's Blog Ranking》
  • 《Pick Up Blog》

【メディアライター】

金枝 俊平
表参道某有名店店長を経てフリーランス美容師へ。

・パーマはこの世で一番楽なスタイル
・クセ毛は楽しむもの
・髪でその日の1日のモチベーションが変わる

自身も《自分の髪質にずっと悩み続けて来た》からこそ
この格言を元に美容師として15年以上働き続ける。
指名客の多くは
【クセ毛】【パーマがかかったことのない】
悩みを抱えた人が多い。

遠方からも多くの人が金枝に担当してもらうために来訪。

アシスタントを使わず時短で驚異的な個人成績
メディア月刊BOBより、個人特集をプロモート。

※月刊BOB2017年5月号に金枝掲載

現在サロンでプレイヤーをしつつ美容業問わず外部セミナー講師として活躍中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE